ゆくりのと失われた北斗星‐列車ホテルの模索 ♯1

GWも過ぎ去り若干湿っぽくなってきたこの頃。どうも、ゆくりのです。

今回は子供の頃の思い出話を兼ねた宿泊記をつづっていきます。

上の写真と時期は違いますが、まぁイメージということで。

その昔私がまだ幼い時の話ですが、走るホテルことブルートレインに乗車するという夢を叶えたことがありました。その列車の名前は「北斗星」。このブログをご覧になっている人なら知らない人はいないであろう日本最後のブルートレインです。

当時はデュエットを使用、ミニロビーやグランシャリオで過ごした時間は今でも忘れられません。もう1度乗りたい!と願いましたが、結局2回目のチャンスは舞い降りることなくそのまま引退。悲しいなぁ

引退後はしばらく鉄から身を引きつつも、なかなか諦めきれず当時の思い出を振り返ったり、疑似体験したりしていました。

それから数年後、今から2年ほど前のこと、ネットで興味深いものを見かけました。なんと、あの北斗星が保存されているというのです。実際に行ってみるとなんとそこには

茂辺地(道南)に保存されている「北斗星

北斗星がいました。しかも2両、それぞれ別の車両というおまけ付きで。

海沿いということもあり塗装の劣化がかなり進んでいましたが、確かに子供の頃よく見ていた北斗星そのものでした。

近づいてみると何やら貼り紙が貼ってあったので見てみたところ、ちょっと前まで車内の公開も行っていたとのこと。が、ダメ…! コロナウイルスの影響で車内公開を取りやめていました。もう少し早く知っていたら、久しぶりの訪問でまさか後悔するとは思わず。この日はそのまま撤退。その後も何度か足を運びますがやはり公開されておらず。

このまま他の保存車たちと共に静かに朽ちていくのかなと、うっすら思っていました。

 

猫。数年前までここの看板猫だったとかどうとか

しかし21年の冬、転機が訪れます。なんと北斗星が色直しをしたのです。

あまりにも突然のことで驚きましたが、これは何か動きがあるかもしれない(すでにある)、車内公開を祈り続報を待つこと4か月、まったく予想しない形で実現することになったのです。

寝台特急の客車を利用した宿泊施設『北斗星スクエア』北斗市にオープン」

オープン時期がちょうどGWに重なること、偶然函館方面に用があった、その他色々の偶然が重なりなんともう1度北斗星と出会えることになったのです。

区切りがいいので今回はここまで。

次回、いよいよお色直しがされた北斗星とご対面!? おたのしみに