エスコン臨とブルーインパルス

お久しブリ大根

ゆくりのです。今年の3月、ファイターズの拠点が移転したのは記憶に新しいですね。当日はブルーインパルスが北広島上空をぐるぐるするほどの沸きっぷりでした。

今回は、そのブルーインパルスともう一つ、ちょっとした小ネタを撮影してきたものを上げていきます。

3ヵ月も経てば周知の事実と化しているでしょうが、現在JR北海道では日本ハムの試合が行われる日に臨時の快速列車を運行しています。今は夜だけの運行となっていますが、日によっては昼も走るそうです。

 

さて、ある日知り合いから「エスコン初日になんか珍しいのが走るらしい」という旨の噂が届きます。聞けば、知り合いは撮りに行けなさそうなので代わりに撮ってきてほしいとのことでした。たまたまその日は予定がなかったので二つ返事で承諾したのですが、いろいろやること目白押しですっかりそのことを忘れており、当日の昼に思い出す始末。時間は夕方と聞いていたのでまだまだ余裕だったものの、到着が何時、車両は何、どこ停車などと情報が交錯しまくりで大混乱。とりあえず山だけ張って場所取りもかねて早めに出発。

夕暮れ時の千歳線上り側、特に春先は15時ごろからどこも逆光気味でロクなカットを撮れません。そうなると一番いいショバはせめて側面だけでも日が当たるマシショバになるわけで、私は上野幌で撮影することにしました。APS-Cのクソザコ機材なので設定もチキり気味。

1006か8M(多分1008)

 

3928M

ピン電を撮ってたら轟音が聞こえてきたのでもしやと思い空を見るとブルーインパルスの飛行が始まっていました。そういえばここ北広島近いんだったと思いながら撮影。電車を撮る設定のまま撮影したのでノイズマシマシ。

圧巻の6並び飛行。思わず声が出るほど感激しました。ぶつからないとはわかっているものの、少しヒヤヒヤします。

あいにくキトレンしか持っていないためこんなカットしか撮れませんでしたが、私的にはそれなりに満足。あんまり列車が来ないので現場はすっかりブルーインパルスの撮影ショバになっていました。ホントは有名な桜のヒコーキ雲も描いていたのですが、この日は風が強かったためにすぐ流されてしまいました。

 

ブルーインパルスの撮影が一通り終わると、接近放送が聞こえてきたため慌ててカメラを構えます。その珍しいものとは何だったのか

 

 

撮ってビックリ。キハ201系の臨時快速列車

臨時としか聞いていなかったのですが、まさかこれを出してくるとは。キハ201系千歳線に入ったのは2年ぶり(純粋な営業だともっと前)だそうで。

面陰ながらもそれなりにキマってくれました。

 

ちなみにこの快速、復路がない片道だけの運行のため折り返しの列車は回送列車になるんですね。折り返しまでの時間はあったため、急いで上野幌をあとにします。

 

返しの幕は”回送”。まぁ当然ですね

この時期の札幌はまだまだ日の入りが早いためすでに太陽はログアウト済み。夏至ならもっときれいに撮れるんだろうなぁ。

 

ところでこの列車、なぜこの時間に? なぜ返しは回送なのか?と様々な疑問が浮かびましたが、帰宅してからようやく真相を知ります。

快速ニセコライナー(別日撮影)

この回送、快速ニセコライナーの送り込みも兼ねていました。通常苗穂の基地から出区するところを、臨時快速で北広島まで行ってから(一度基地に戻したりせず)直接送り込んでいた、いわゆる間合い運用的なヤツだったわけです。キハ201系は編成数(ついでに運用も)が少ないため、この運用方法をするのも納得です。(単に電車の予備として駆り出されただけかもしれませんが)

キハ201系によるエスコン臨は一応継続されると聞きましたが、あくまで巷の噂程度。実際にはこの日以降3か月間一度も運用に入っていません。というより、そもそも昼の臨時快速が運転されていません。今後もあるのかはわかりませんし、仮に運転されてもそれがキハ201系によるものなのかは全くもって不明です。一体どうなるんでしょうね。

また見れるといいなぁ

 

今回はこんなところで。でわでわまた今度

 

”大雪”求めて3000里

雪もすっかり解け、降るものが雪から雨に変わったそんな季節

 

どうも、ゆくりのです。

いよいよあと数日でダイヤ改正ですね、今年も北海道は激変の連続です。オホーツクが283になったり、石北線からグリーン車が消えたり、183が引退したり。あ、全部石北線の話題ですね。というわけで今回は、もうじきなくなるキハ183系の”大雪”を撮りに行った時の記録になります。

 

ある時ふと思いました。やっぱり183は大雪しか勝たんな、そういえば今まで撮影した大雪ってどんなだったっけと。

 

思い返せばほとんどの写真に新特急色が入っていました。私は嫌いじゃないですが、やはり大雪は青系統で統一された編成が一番”らしいな”と思った次第で、再々再度の大雪リベンジに立ち上がりました。

 

 

最初の目的地は瀬戸瀬。ここでは81Dと84Dが交換することで知られていました。

しかしこの場所、見てわかる通りめっちゃ遠いことでも有名でした。この写真は持ってる一眼で最大までズームした時の写真ですが、250㎜ではとても届かないことがわかります。私はそれを見越して今回ある機材を持ってきました。このブログでもかつて取り上げたS9800です。830㎜の眺望遠光学ズームの性能が気になっており、それを確かめるために今回わざわざ引っぱり出しました。

実に半年ぶりの起用になりましたが、結果はいかに

これはひどい

光学ズームはあまりあてにしてはいけないと聞いてはいましたが、ここまでとは思っていませんでしたね。

悔しかったのでX5でも撮影。せっかく5両編成だったのに顔だけとは...w

とりあえず幕が出ててライトが点灯してただけでもツイてたと思います。ここの職はさも当たり前かのようにそういうことをやりやがるので。

それはさておき、このままでは不完全燃焼で大変なことになってしまうので再度リベンジに行くことを決意しました。

 

月日は流れて2週間後、ラストラン需要で頻繁に5両編成が見られるようになったある日、上川で一発勝負する賭けに出ました。

一発目はあの有名な橋の逆アンで、ここはカメラの性質上よくブレるところだったので今回もブレないか不安でしたが...

ヨシ! 5両もあるとさすがに特急って感じがしますね。それにしてもこの橋、落ちないんでしょうか。

 

その後はさっきの返しをカーブで一発、側面の雪壁が車体にかかりそうで心配していましたが...

こちらもとりあえずヨシ! 雪目のせいで切り位置をミスりキロがかくれんぼしてしまいましたが、かえって頭でっかち感がなくなってよかった...と勝手に思っています。ケツ切りはわざとです。

旭川まで戻り休憩ののち、最後の撮影に。最後はストレートで一発勝負。果たして結果は...

若干面がデカいけどとりあえずヨシ!これだけの雪がついてても幕が隠れていないのを確認したときは湧き上がりました。

これにてトータル2日に及ぶ大雪のリベンジは全て終了したわけですが、振り返ってみると、今まで撮ってきた車両のほとんどが幕に雪が被らず、かといって雪が付いてないわけでもない、ある意味”大雪”の名にふさわしいカットが撮れたと感じました。天候条件や運用とずっとにらめっこしていたとはいえ、おじゃまむ新特急や紫色の変なヤツが一度も現れなかったのもツイていたと思います。私にとって一番カッコいい大雪は、HET色の183なのでね。

現像し終わった後に思った感想は、大雪ばっか撮ってオホーツクはこれっぽっちも撮らなかったなと。だって電化区間でも見れるし。

せめて新特急色が4両だったらもっと無理してでも行ったんですけどね。2両って(笑)

あと、機材を変えてから一度も183に乗っていなかったのが少し意外でした。もっと乗ればよかったなぁって、でもそんな金ないし(笑) 引退直前は治安悪いしわざわざ満席の車内を撮ろうとも思わないですね。だってうるさいもん。

 

今年は乗り鉄を少し我慢して撮る方に専念してみました。乗る方は散々やったのでね。自分で予想していた以上に撮る方も楽しいことを知れてよかったです。オホーツクの車両が283に変わっても石北に足を運びたいなぁと思えました。183を撮ったところも、183の時に行けなかったところも、たとえ車両が変わってもカッコいいものはカッコいいですから。あ、でも絶対に鉄道は使いませんよ。金を落とすとしても本部か函館支社管内で、ね(笑)

乗り鉄したときのログもそのうち書きたいですね。いつか。

 

最後に、この撮影の間に撮った183以外のあれこれを載せて終わりにしたいと思います。個人的には上川駅が思いの外モダンっぽい作りでビックリしましたね。あそこに行く機会があれば行ってみたいものです。



これは、今回リベンジするきっかけを作った写真です。確か去年の5月あたりに撮影したものですが、当時はまだ新機材を使いこなせてなかった頃、ヒドい有様です。今回わざわざ上川まで行ったのもこのリベンジのためだったのですが、雪壁が思いの外高い、5両編成で入りきらないなどあらゆる問題が生じ結局実現しませんでした。葬式鉄特有の詰めの甘さですね。最後にもう一度リベンジしたかった...。

 

283のオホーツク/大雪はどんな風に撮ろうか、今からもう楽しみです。

でわ、また今度。

アルミ違い ~6両の735系を追った日~

こんにちわ、中途半端に暴れまわる低気圧に毎日業を煮やしているゆくりのです。

最近、北海道では新しい電車が話題になってるようですね。どうやらアルミ合金製の列車のようで、側面は帯一つない真っ白い色だそうな。昼間の試運転も始まったみたいで、いやはや見てみたいものですね。

話は変わりますが、最近、側面に帯がないアルミ合金製の列車が2編成連結して電化区間を駆けずり回っていたそうな。もしかしてと思い、カメラ片手に家を飛び出しました。

 

はえ~、これが噂の新型電車737系ですか。プレスとだいぶ姿が違うようにみえますが...。心なしか編成も長く見えます。

 

.......白々しい茶番はここまで。今回は突如として発生した735系の6連運用を少しだけおっかけてみました。2週間ほどチャンスがあったにも関わらず撮れたのはわずか3日、何年も前の表を参考にしていたのもありますが、なにしろ私が忙しかったためあまり撮影に出向くことができませんでした。あまり枚数はありませんが、雪の中を走る735系をご覧ください。

 

1日目は学園都市線にて、吹雪の朝ラッシュ時を撮影。

せっかくの6連ですが雪煙で後ろ3両がよく見えません。参考までに733の6連も

こうして見れば一目瞭然ですが、いちいち説明しないとならないなら撮った意味あるんでしょうかね。そんなわけで復路まで待機。というよりこっちが本命でした。

この日は天候が目まぐるしく変化していたので、雪が降ったりやんだり晴れたり曇ったりと翻弄されまくりでした。晴れると側面が陰ってしまうのでなるたけ雪が降っていてほしいと祈っていたのですが、思いが通じたのか通過直前に一気に空模様が激変し雪が降りだしました。さながら白銀の世界といったところでしょうか。

この日は途中で運用が一部差し替えになったためこれで打ち切りとなりました。また、前に書いたRAWモードの試験期間中で、これまた素晴らしい成果をあげてくれたと実感しました。

 

2日目は函館線に転線。立ち位置をミスりわずかに面デカ気味になったものの半面光雪煙巻き上げシルバー6連を撮ることができました。

復路はどこで撮ろうか悩みましたが、どこで撮っても側面が陰るならいっそ玉砕覚悟でと琴似方面へ向かいました。

曇れ、ただその一心でした。

しかし、結果は...

 

大爆死バリ逆紐構図。夏の早朝と同じ感覚でなめてかかった結果がこれですよ。ダッセー
巻き上げた雪が光に当たってるのが唯一よかった...いやよかったのか??

結局、3日間でほぼ1度も2編成連結らしいカットは撮れずに終わってしまいました。6連とわかる写真を撮っている方は本当に素晴らしいです。私もそんな写真が撮れるようになりたいです。

 

さて、ここからはあとがきになりますが、2020年から735系の6連運用には翻弄され続けて撮れずじまいだったので、この先もずっと撮れないのかなと思っていました。冬場ということもあって夏より日照時間が少なかったり、舞い上げた雪で後ろ3両が隠れたりするなど、初の6連運用撮影は苦しい戦いを強いられました。自転車が使えれば学園都市線の奥の方や江別市まで足を運んでいたのですが、冬場なので当然使えず、かといってわざわざ車を出すわけにもいかず中途半端な結果に終わってしまいました。夏場にもう一度見れるかなぁ、でも今年の夏は撮影どころじゃないんですよね。3年前も、一昨年も去年も、走っていたけど用事が重なって撮れなかったので今年の夏はどうなることやら...。走っていても撮れなきゃ...ねぇ。

最後におまけと言ってはアレですが、この追っかけ撮影の間に撮影したもの、本題で上げるほどじゃなかったボツをあげていきます。よければどうぞ


最後まで見てくれた人に質問ですが、735系と733系、どちらの方が好みでしょうか?
私は735系です。では、また今度。




 

 

 

 

 

RAWモード始めました

あけおめことよろ、というには少しばかり遅すぎる気がしますが、2023年もゆくりのDをよろしくお願いいたします。まぁ誰も見てないけど

早速ですが、画面の前のあなたは一眼レフに画像サイズを変えられる設定があるのはご存じでしょうか? おそらく知ってると思うので説明するまでもありませんが、今回はその機能を使い今の機材をレベルアップさせようと試みた回になります。

 

現在、私はEOS kiss(X5)(2013年製)を使っていますが、相当前の機材、しかも廉価版ということもあってか現代の機材と比べると若干質が見劣りしています。とりわけ夜間の撮影はCanon特有の暗所クソザコ性能もあり高感度での撮影を強いられます。そのため他の機材と比べると輪郭の出が悪くなったりしてしまい一段と劣って見えてしまいます。

そこで、私はある機能に目をつけました。そう、それこそがRAWモードです。

今更と思った方もいらっしゃるでしょうが、これまでも細々とRAWモードで撮影していました。ただ、この機能、一度使うと恐ろしいくらいSDカードの容量を食らいつくすので財政難の私はRAWモードを避けて通ってきました。しかし、そうこう言ってられなくなってきたのでこの度いよいよRAWモードでの撮影を始めることにしたわけです。

 

休日の3日間、全て違う条件でいろいろ撮影し、結果が良好ならそのまま続行することにして貴重な休日3日を溶かして撮影。その中で特に効果があったものが夜間の撮影でした。

Jpeg時代に撮影したもの

RAWデータで撮影したもの

この2枚、感度も露出もほぼほぼ同じセッティングで撮影したものです。唯一違うのはJpegかRAWかだけですが、RAWの方が若干くっきりと写し出されています。Dから始まる機材ほどではありませんが、これなら夜間でも戦うことができます。やはりRAWしか勝たん。

まさかX5にこんな性能が秘められていたとは...驚くばかりです。すでに後継機探しを始めている状態ですが、それまではX5に頑張ってもらいたいところですね。今後の活躍に期待!といったところでしょうか。でわ、また今度。

思い出を追いかけて ~流氷特急オホーツクの風~

秋もすっかり過ぎ去り、道北では雪景色も見られるようになってきたこの頃。

どうも、ゆくりのです。しばらく日本から飛び出して北米でエキサイトしていました。その時の記録とかはまた別の機会に載せるとして、今回はちょっとだけタイムリーなネタを。

流氷特急オホーツクの風で使用されていた車両(イメージ)

その昔、北海道では冬になると流氷が見ごろを迎え、それに伴う臨時列車が運転されていました。流氷特急オホーツクの風です。ノースレインボーエクスプレスを使用し毎年冬の雪深いシーズンに札幌から網走まで走っていました、

私はずっと昔(と言ってもせいぜい8年くらい前)に1度だけ乗ったことがあり、旭川までの短い道のりを楽しんだものです。そんな思い出がある流氷特急ですが、この夏ノースレインボー引退に伴うメモリアル運転で復活することが決定し、2015年ごろに列車が設定されなくなってから7年ぶりに同列車が石北本線を走ることとなりました。

気になる運行日は11月の19と20日にそれぞれ片道のみ。残念!19は帰国日につき撮影不可。というわけで20日の復路にすべてを賭けることになりました。

そんなわけでいざ出発。自宅に到着してから数時間もしないうちに一路網走へと急ぎます。

道中クッソ眠くなる瞬間があったのでちょくちょく撮影したり休んだり。写真は心霊スポットで有名な旧大函隧道。道中の石北峠にはたいそうご立派な角を生やしたシカがそこらじゅうに発生しており、下手な幽霊よりよほど怖かったです。だって、ぶつかったらこっちが助からないもの。

翌午前7時前、目的地に到着。一番乗りかと思いきや前日から張ってたであろう車と三脚がすでにショバの一部分を占拠していました。いやぁー恐れ入った。とはいえほぼトップで撮影地入りを果たしたゆくりの、この後の怒涛の到着ラッシュが待ち受けていることなど微塵も知らずゆっくりしているのでした。

 

この日最初の被写体は4651D(多分)のヨンマル2連。立ち位置の都合でデカい面がより面デカに。ヌル光につき影はそれほど目立たず。

4654D(?)の車両。なぜか石北に花咲線の車両が当てられていました。この車両はいつ旭川の車両になったのでしょうか? それとも元から釧路車の受け持ちなんでしょうか?? ここの事情は全くの素人なので訳も分からずカメラを向けていました。

 

6082D 大雪2号 。意図せず新特急色先頭に当たりました。そして太陽もいい感じに。しかし、写真を見てもわかるように後ろがかなりアヤシイです。流氷特急は5両編成なので、このままでは1両陰に隠れてしまいます。これは別に作例を見ててわかっていたことなので私は気にしていませんでしたが、昨今の撮り鉄は少し影っただけでウヒーーョだのマンダーラだのと口うるさい  ありがたいご指摘をしてくださるので少し困っちゃん。太陽が少しずつズレるのを待ちます。

4656Dはヨンマル2連。恥ずかしながら非電化バリ順でヨンマルを撮影したのはこれが初めてでした。ちなみに朝から張っていた方は新特急通過後にさっさと撤収してしまいました。

ところで、このあたりから徐々に人が増えてきており、気づけば身動きが全く取れない状態になっていました。後から来た人もどんどん私の隙間に入り込んで文字通りぎゅうぎゅう詰めでした。ロイヤル追っかけよりひどかったかも?よく列車止まんなかったねー。

7時から待ち続けること3時間、手も足もキンッキンです。なにせ前日の雪と雨で足元がズブズブ、その上放射冷却とくれば当然冷たくもなるでしょう。冷え性を通り越して凍傷になるのではと思った矢先、いよいよその時間がやってきました。天気は曇りと晴れのせめぎ合い、5分前に雲が抜けて最高のチャンスタイムといったところ。果たして結果は────!?

 

9076D 流氷特急オホーツクの風

やりました。大金星です! 影も上手い具合に後退してくれたため5両全てがバリ順という素晴らしい結果に。8年ぶりに見た流氷特急は最高にクールでイカしてました。北米からはるばる戻ってきたかいがありました。

ところでこれは後でわかったことですが、ノースレインボーのメモリアル運転で完全に日が差したのはこの日とニセコ号のわずかな瞬間だけだったそうな。ツイてますね、私は。やはり何かを持っているような気がします。

ちなみにこの後違う場所で幕無表示を食らい失意の思いで帰宅してる中忘れ物に気づきとんぼ返りするも忘れ物が見つからず大変なことになる エキサイティングな続編は続....かない!!

だって、続編作ると続かないもの。

 

旧大函隧道

おまけといってはアレですが、道中で撮影した心霊スポットの写真でも。何か見えますでしょうか?私には何も見えません。幽霊は夏にしか出ないのでしょうかね、今度は暑い夜に行きたいところです。

それでは、また今度!

 

 

検証と理解

気づけば9月もラストスパート、昼はすごしやすく夜は若干ゃ肌寒い時期となりました。

どうも、ゆくりのです。3連休はいかがだったでしょうか。私はあっちらこっちら動き回って休むのやの字もない有様でした。

今回はある1枚の写真をめぐっていろいろ気づいたことを適当にまとめていきます。ではさっそくこの1枚を

8011D 特急ニセコ大沼国定公園にて

よくある俯瞰構図の1枚。この1枚を撮る前はどの構図で撮ろうかいろいろ迷っていました。カメラが2台も3台もあれば撮りたい構図をすべて撮影できますが私は1台しか持っていないので慎重に考える必要がありました。結果的にジェネリック風景写真になりましたが、これはトリミングすれば他の理想の構図にもなるかもしれないという期待とチキった自分の弱さによるもの。それはさておき、もしここでもっとズームしたり違う切り位置で撮ってたらどうなっていたのでしょうか。ここで検証していきます。

 

はじめにドアップから

ここまで大きくすれば違うよさがでてきていいかもしれませんが、これではどこで撮ったかがわかりませんね。編成写真にしても木で隠れて様になっていませんしここまできてわざわざ編成写真かともとられてしまいます。

次にちょいアップで

これだけでもサイズ感は伝わってきますが上の部分が海か湖かわからなかったり、下にも湖があるのがわからないなど、まだまだ足りない箇所があり、多少もったいなさを感じます。

 

最後にほぼ原形

ここまでくると主役である列車が豆粒ほどになり正直見つけづらいですが、大沼のサイズ感、地形などがわかりやすく収まり伝えたい情報がちゃんと伝わるかと思います。

 

さて、ここまで理想の構図を色々検証してきましたが一つ気づいたことがありました。鉄道写真はこうやって完成していったんだなと、一度「型」ができてしまったためそれ以上のものを撮るのが難しくなっていったんだなと。

昨今、TwitterInstagramなどのSNSGoogleの画像検索で似たような構図の写真ばかり出てくると言われていますが、その理由の一つを垣間見た気がしました。てっきりリスキーな勝負を避けているだけかと思っていましたが、すでに写真の「型」ができてしまっていたんですね。

もちろん冒険して、自分だけの構図と撮影地を発見するのも大事だとは思いますが、自分が撮りたい!と思った構図を撮る、あるいは万全な条件が約束されているところで手堅く仕留める方がリスクが小さいと思いますし、なにより満足感が大きいかと思われます。私も有名作例の劣化版コピーしか量産できない人間なので、自分が検索モノで見た作例を真似するだけで終わってしまいます。が、ここ最近の時間のない引退ラッシュのカツカツスケジュール的にそれで満足するほかないのです。だって、絶対に失敗できないのだから。

もう引退するものはどうすることもできませんが、これから走る新しいものはまだまだチャンスがあります。その列車を撮影するときは定番ショバだけでなく、できるだけ自分だけの構図と撮影地を発見していきたいなと感じました。

まとまりのない湿っぽい〆になってしまいましたが、またいつかお会いしましょう。でわでわ。

 

 

サルベージ

8月も後半、北海道はすでに秋に片足突っ込んで夏のクソ暑い日々にお別れを告げようとしています。

どうも、ゆくりのです。最近はネタ列車を撮れない日々が続き不完全燃焼状態なので昔の写真を発掘してオチャーを濁しています。

今回は、秋冬の撮影をエンジョイするために過去の作例を上げてどんな感じで撮影していたかを思い出していきます。使える使えない関係なしにアップするのでこれを見てどうするか判断してほしいものです。

12/25 正午

1/1 午後

1/3 19時

11/28 15時

12/5 11時

4/19 16時

12月 正午

9月 8時

9月 14時?

 

9月(10月?) 15時頃

3/10 15時頃

3/11 14時台

 

とりあえず今回はこんなもので。私が必要になればまたなにか投稿すると思います。
でわでわ。